さびしい不登校時代から一転、通信制高校で、看護師を目指しています。

私自身、不登校の時期がありました。

小学校と中学校に関してはまだ友達と仲良くやれてこれた方で問題はなかったと今思うわけですが不登校になったのは高校生の時です。

自分の周りに起こったこととしましてはこんな感じです。

 

9歳の時、親が離婚。
小学校4年生の時です。
父と母が大きな口喧嘩をしているのを見たことがあります。
あれは子供心に今でも憶えているのです。

内容までは憶えてはいませんが、その時の雰囲気、怖かったこと
そして寂しさが記憶にあります。

私は母と一緒に暮らすことになり、引越しをしました。

引越しの日に小さいながらも何かを悟ったのでしょうか。私は泣きじゃくりました。

何も反抗できません。なるようにしかなりませんでした。

寂しさ・虚無感からズルズル学校を休み続けてしまいました。
そんなある日、ネットを通じて通信制高校のことを知りました。
学校ではないので欠席とか遅刻という考え方がなく、プレッシャーがかかりませんでした。静かで清潔な教室で淡々と学習できました。
何時間勉強してもいいので体調のいいときに通信制高校でがんばって、気分の優れない時は休んで自分のペースで始めました。

三つの学習プログラムが用意されていたので、それに沿ってマイペースで勉強を進めました。自分のペースでできるってこんなに楽しいんだってわかりました。
知識がどんどん増えていって、過去問をやるたびに点数が上がっていくので自信もつきました。

まだ、高2の学年だったのに高卒資格がとれてしまってちょっと優越感もあるかな(笑)。
担任の先生からは「まちがいなく合格できるから名前だけはわすれるな」という変なアドバイスをもらって「自分の名前を忘れたらあたしは16歳で認知症でしょ」って、笑いながら受験に向かいました。
緊張もしないで、3つとも合格してあっけなく高卒資格が取れてしまいました。
でも、18歳にならないと有効じゃないらしいし、今は次の高等看護学校目指して勉強中です。
私みたいな病気の子供たちが少しでも少なくなればいいなと思っています。