私は父が転勤ばかりで学校を何度も転校した成果、どこの学校でも友達がなかなか作れませんでした。作れたと思ってもすぐに転校してしまうので、つらかったのです。中学になってようやく落ち着いて通えたと思ったらいじめにあって結果不登校になりました。不登校になったのは私が行かないからといわれたらそれまでですし、父が転勤ばかりしていたからという理由も考えられないわけではないのですが、いじめを黙認していた先生やPTAの方々、不登校をしても何のアクションもしてくれなかった担任の先生にいかりすら感じてその先生方を管理する文部科学省が悪いと考えていました。 文部科学省がどうのこうのいっても始まらないのはわかっていますし、将来損をするのは自分だとわかっているのですが、不登校をしている人は少なからず誰かに自分の存在を認めてもらいたいのです。誰かを悪者にして声を出して変人扱いされても自分の存在は気づいてもらえるのですから。不登校は沈黙のヘルプなんです。