不登校は、いつもポジティブなイメージはありません。しかし、それは不登校になってしまった生徒はそんな世間的イメージによって、より傷ついているのではないでしょうか。関連・・・不登校サポート教育機関
その悪循環から脱却するには、まず理解すること。不登校当事者の体験談からその一歩を踏み出してみましょう。


「不登校のキッカケはいじめでした」 (りかさん・高校生の体験)

私は、現在高校3年生で中学校1年生から、ずっと引きこもりでした。その原因はいじめでした。無視、罰ゲームの対象はいつも私、死んだ人間扱い・・・。とても耐えられるものではなく、自殺未遂も日常茶飯事で受け入れることができない、苦しい編実でした。大量に薬を飲み込んで倒れて、家族に悲しい思いをさせてしまったこともあります。


「一人の友達にすくわれた」

そんな私にも、友達ができ、次第に心が癒えていくのを感じました。だんだんと自傷行為も少なくなりましたが、やはり「人」が今でも怖いですし、情緒不安定で自分でもコントロールできないこともあります。でも、夢を見つけることができたのです。今は、人よりゆっくりとしたペースですが、毎日、生きています。