中学校でいじめにあい、2年生から不登校になっていました。新しい中学への転学などもすすめられましたが、学校にはもう行きたくない、人と話したくないという思いが強く、中学のあいだは不登校の生徒などが通うサポートスクールに通っていました。


高校を受験することを考えた

高校生になるのだとは自分で思っていましたが、普通の高校へ行くことはとても考えられませんでした。どうしたらいいかを家族でも話していたところ、サポートスクールの先生から、フリースクールの存在を教えてもらいました。(⇒不登校やひきこもりを解決する【不登校リスタート】)最初は通信制高校との違いがあまりわかりませんでしたが、フリースクールには私と同じように学校などに嫌な思い出を持っている生徒が多くいることを知って、学校見学に行ってみることにしました。


生徒相談室にびっくり

今まで保健室というのは、けがをしたり具合が悪くなったりした生徒以外は追い出される場所だという認識でした。具合が悪いと言っても、少し体調が悪い程度や、腹痛では、大丈夫だと追い返されることしかなかったからです。保健室のそばに生徒相談室というのがあって、何もなくても、ただ話をしにいつでもきていい、という場所でした。このような場所があるなら私でも通えると思ったのをよく覚えています。実際に入学してから、フリースクールに通い続けることができたのも、このサポート体制があったからだと思います。