幼いころから算数はとても得意でしたが、漢字を覚えることがすごく苦手でした。どうして覚えられないのかわかりませんでしたが、担任の先生が母に発達障害の恐れがあることなどを話してくれました。今でも自分の障害をすべてわかっているわけではありませんが、漢字が苦手なのは今も変わりません。


今ほど発達障害という言葉もなかった

担任の先生が発達障害などには詳しい先生だったようで、先生の理解はありましたが、生徒たちには私や私の両親も含めて、まず発達障害ということがある、自分は数字が得意でも、普通の人よりも漢字が極端に記憶できないことはわかりました。早めに先生が気付いてくれたので、親とサポートスクールなどにも通っていましたが、周りの友達からはよく馬鹿にされ、つらい思いをしました。(⇒不登校やひきこもりを解決する【不登校リスタート】)最初は頑張っていましたが、そのうち学校へ行きたくなくなり、不登校になっていました。


中学も行きたくなかった

中学校も行くつもりは最初からなかったようなものでした。小学校の高学年で不登校になり、最初から中学は登校拒否をしていたので、不登校児童だった期間は3年くらいになっていたと思います。高校はいけないものだとあきらめていたところ、親が通信制高校を教えてくれました。どうしても辛かったら通わなくてもいいんだ、ということに賭けてみようと思い通い始めました。最初は恐る恐るでしたが、私と同じ発達障害の友達などもできて、勇気を出してよかったと思います。