通信制幸硫黄やサポート校は、学年の途中などでも入学できる仕組みになっています。それは、これらの学校が単位制という仕組みを活かせる学校だからです。単位制というのは、一つひつの科目に付けられた単位数を修得しながら高校卒業を目指すという仕組です。例えば国語総合という科目には4単位という単位数が決められています。こういう科目それぞれに付けられた単位数の合計が74単位以上になれば高校卒業となります。通信制の場合は、この単位数に合わせてレポートの提出数とスクーリングの出席回数が決められており、明確でとてもわかりやすくなっています。
一方、中学までのように同じ学年の生徒全員で同じ科目を学ぶというのが学年制です。学年生の場合は、その学年で学ぶというのが学年生です。学年生の場合は、その学年で学ぶ内容が一つのパッケージのようになっているので、この一部分でも足りなくなると全体も成り立たないということになり、同じ内容をもう一年やり直すことになります。つまり、留年するということになります。パッケージになっているので途中から入り込むことが難しいです。