高等専修学校では、職業教育にあります。8分野にわたる特徴のある学科を選ぶことで将来につながる学習内容や実習を受けることが出来ます。また、高等専修学校の中には発達などの課題を抱える生徒に対応するための教育内容を行っているところもあります。自閉症児と健常児が同じ環境で学ぶ「混合教育」を行っているのが武蔵野東技術高等専修学校(東京都武蔵野市)です。混合教育のシステムは幼稚園から始められ、小中と引き継がれます。中卒後の進学先となる高等専修学校は、習熟度別クラス編成により、自分がなすべきことや学校・職場における自分の役割について自覚し、一般社会で自立できる大人になる子を目標としています。同校は総合キャリア学科を置き、生徒は会が・陶芸・体育・調理・被服・情報の各コースを選択することができます。コースは、半期ごとに変更することが可能で、卒業までに全6期にかけて6コース全てを選択することもできます。