ケース1、ケース2でもわかるように、適応教室に通い始めて2、3日ですぐに元気になった子が多くなり、同じ悩みを分かち合うことでいっしょにいるだけで救われ、心を通わせるようになるのではないかと思います。
時間が経つにつれて、一緒にスポーツを楽しんだり、仲間同士が活動的になって、一人ひとりが目に見えて明るくなっていくことがわかります。
また、適応教室は普通の学校よりもスタートが1時間遅いので不登校という負い目の意識も軽くなり、思い切って通学できると思います。
天気のいい日には太陽の光を受けたほうがいいに決まっています。
初めて教室へ入るときは、気恥かしさ、よそよそしさを感じていた子が、ほかの学年でも男女だろうと関係なく関わるようになった進歩をたくさん見てきています。
目がキラキラするようになると、適応指導教室の効果があったなと実感します。