☑人間関係の衰弱
幼時以来の遊び時間の少なさ、自由に遊べる場の乏しさ、小人数での室内遊びの多さ、コンピュータ・ゲームの自己中心的世界への耽溺、異年齢集団での遊び体験の欠如、希薄な近所づきあいなど、生育環境が原因となって、現代の子どもや若者は、人間関係力が衰弱している傾向があります。
本来は人とかかわる体験を積み重ねることにより、他人も自分も明確なかたちをとってくるのです。
人とのかかわりが不足しているため、現代の子供は自分を把握できず、焦りや不安や得体の知れない他人に対する不安や恐れを感じています。引きこもり傾向や、他人に対する攻撃的な反応の要因となります。
これらを防止するためには、幼時からの人とかかわる体験をすることが必要です。